ER

ER

【救急外来】指輪が抜けない!応急処置とリングカッターの使用方法

はじめに 外傷やむくみなどで指輪が抜けなくなるケースは、救急外来でよく見られます。特に以下のような状況では、迅速な対応が必要です。 指の外傷後に急速に腫れてきた 蜂窩織炎や感染により腫脹している 骨折 ...

ER

【救急外来マニュアル】非整形外科医が覚えておきたい整形外傷レントゲン撮影の基本

はじめに 救急外来では、整形外科医が不在の時間帯に、非整形外科医が外傷患者の初期対応を行うことがあります。 骨折や脱臼を見逃さないためには、正しいレントゲン撮影オーダーが必須です。 この記事では、整形 ...

ER

【救急外来マニュアル】非整形外科医が覚えておきたい整形外傷対応とコンサルトのタイミング

はじめに 救急外来では、整形外科以外の医師が骨折や脱臼、靭帯損傷などの外傷患者を診ることが少なくありません。 「どの患者をそのまま帰宅させてよいか」「どのタイミングで整形外科にコンサルトすべきか」は迷 ...

ER 形成外科

【診療Tips】壊死性軟部組織感染症(necrotizing soft tissue infection: NSTI)

定義 壊死性軟部組織感染症(necrotizing soft tissue infection: 以下、NSTI)は、軟部組織(皮膚、皮下組織、浅筋膜、深筋膜、筋肉)のいずれかの部位から急速かつ広範囲 ...

ER 手外科

【診療Tips】指の挫創:神経・腱断裂のクイックチェック!

Key Point Summary 指の挫創を診察では、血流(動脈)、動き(腱)、感覚(神経)の評価を怠らないようにする。 血行障害を疑う時は、その日のうちに緊急手術が可能な病院に搬送する。 神経・腱 ...

スポンサーリンク

ER 形成外科

【診療Tips】LRINEC score(ライネックスコア)

Key Point Summary LRINEC(Laboratory Risk Indicator for Necrotizing Fasciitis)score は、壊死性筋膜炎を診断するための補 ...

ER 皮膚科

【診療Tips】蜂窩織炎

Key Point Summary 蜂窩織炎は、真皮〜皮下脂肪の急性化膿性感染症である。 抗生剤の投与に加えて、患肢の安静、挙上、冷却が大切である。 リバ湿布はエビデンスがない。   &nb ...

ER その他

【診療Tips】アセリオ静注用1000mgバック

Key Point Summary アセリオ静注用1000mgバッグは、アセトアミノフェンの点滴薬である。 15分で投与する。 低体重の患者(BW<50kg)では投与制限がある。 1日投与量が4 ...

ER 皮膚科

【診療Tips】蕁麻疹

Key Point Summary 皮膚マスト細胞の脱顆粒がおこり、ヒスタミンが放出され、紅斑、膨疹、痒みが生じる。 治療の第1選択は抗ヒスタミン薬の投与、ダメならステロイドの点滴静注も考慮する。 & ...

ER 形成外科 耳鼻科

【診療Tips】鼻出血や鼻骨骨折で使用するボスミンガーゼの作り方は?

Key Point Summary 鼻出血の止血、鼻骨骨折の整復前処置で使用する"ボスキシガーゼ"の作り方を解説する。 ボスキシ液 = 5000倍ボスミンと4%キシロカインを1:1で混ぜる。 ガーゼは ...

ER 形成外科 手外科 皮膚科

【Step by Step 手術手技】瘭疽(ひょうそ)・指腹部膿瘍

Key Point Summary 瘭疽(ひょうそ) = 指腹部(pulp)の感染。膿が透見できるものを指腹部膿瘍と呼ぶ。 指腹部の皮下脂肪は線維性隔壁でコンパートメント(小部屋)状の構造をしているの ...

スポンサーリンク

ER 形成外科 皮膚科

【Step by Step 手術手技】爪下異物

Key Point Summary 爪下異物では、異物の端が見えている場合を除いて、指ブロック下で処置をおこなう。 指先への局所麻酔は激痛なので、指ブロックを選択したほうがよい。 摘出には異物鑷子が便 ...

ER 形成外科

【Step by Step 手術手技】頭部挫創のステイプラー(医療用ホッチキス)縫合

Key Point Summary 頭部(有毛部)挫創の処置におけるステイプラー(医療用ホッチキス)の利点を理解する。 ステイプラーのほうが、皮膚の血流障害のリスク↓。 ステイプラーでは、処置が数秒で ...

no image

ER 歯科・口腔外科

顎がはずれた

2021/7/4  

# 顎がはずれた=顎関節脱臼 ・下顎頭が関節結節を乗り越えて前方移動し、元に戻せなくなった状態。・下顎が前方にずれる前方脱臼の頻度が高い。・原因:大きな開口時(あくび、大笑い、歯科処置など)に生じる。 ...

ER 形成外科 皮膚科

【診療Tips】高齢者の四肢のスキンテア

Key Point Summary   スキンテアは、表皮剥離ではなく皮膚剥脱創である。 高齢者の四肢や顔に好発する。 剥脱した皮膚は植皮の機序で生着するので、ややドライ(乾燥させる)側で管 ...

© 2025 マイナー外科・救急 Powered by AFFINGER5