形成外科

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【Step by Step 手術手技】グロームス腫瘍(爪床上編)

Key Point Summary グロームス腫瘍は、爪下に好発する腫瘍であり、知らないと診断がつかない。 指末節の激しい痛みが特徴である。 3徴:①疼痛(pain)、②圧痛(pinpoint ten ...

ER 形成外科 皮膚科

【Step by Step 手術手技】爪下異物

Key Point Summary 爪下異物では、異物の端が見えている場合を除いて、指ブロック下で処置をおこなう。 指先への局所麻酔は激痛なので、指ブロックを選択したほうがよい。 摘出には異物鑷子が便 ...

形成外科 皮膚科

【Step by Step 手術手技】顔の石灰化上皮腫

Key Point Summary   石灰化上皮腫は毛母由来の良性腫瘍(毛母腫とも呼ばれる)であり、(a)若年者、(b)女性、(c)顔・頚部・上肢、に多い。 顔周りの皮膚腫瘍摘出術では、RSTL(R ...

形成外科 皮膚科

【Step by Step 手術手技】背部の炎症性粉瘤

Key Point Summary   粉瘤に炎症が生じた状態を炎症性粉瘤と呼ぶ。 炎症性粉瘤は、切開排膿 or ステロイド注射で炎症を沈静化させる。 炎症が沈静化してから1ヶ月以上あけて根治術(=嚢 ...

ER 形成外科

【Step by Step 手術手技】頭部挫創のステイプラー(医療用ホッチキス)縫合

Key Point Summary 頭部(有毛部)挫創の処置におけるステイプラー(医療用ホッチキス)の利点を理解する。 ステイプラーのほうが、皮膚の血流障害のリスク↓。 ステイプラーでは、処置が数秒で ...

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形成外科 皮膚科

【Step by Step 手術手技】顔の脂肪腫

Key Point Summary   脂肪腫(lipoma)は、成熟脂肪細胞の増殖によって生じる良性腫瘍である。 治療は、手術による摘出。脂肪腫摘出後の死腔に血腫が溜まらないようにドレーン ...

ER 形成外科 皮膚科

【診療Tips】高齢者の四肢のスキンテア

Key Point Summary   スキンテアは、表皮剥離ではなく皮膚剥脱創である。 高齢者の四肢や顔に好発する。 剥脱した皮膚は植皮の機序で生着するので、ややドライ(乾燥させる)側で管 ...

ER 形成外科

【Step by Step 手術手技】動物咬傷(犬・猫)

2022/9/29    , , , , ,

Key Point Summary 猫に咬まれた小さな咬傷が、重症感染に移行しやすい。 原因菌はパスツレラ菌が多く、抗生剤はオグサワ内服かユナシン点滴を選択する。 四肢の動物咬傷ではXpを撮影しておい ...

形成外科 皮膚科

【Step by Step 手術手技】後頚部の粉瘤

Key Point Summary 粉瘤は毛漏斗部の皮膚がめくりかえって皮膚の下に袋状構造物ができたもの(=毛包嚢腫とも呼ばれる)。 無毛部である手掌や足底にも発生することがあり、その場合はHPVの関 ...

ER 形成外科 手外科

【Step by Step 手術手技】指ブロック

Key Point Summary 指ブロックは、掌側から or 背側から注射する方法がある。掌側からのほうが痛みが強い。 掌側からのブロックには、皮下 or 腱鞘内に注射する方法があるが、基節骨背側 ...

ER その他 形成外科 手外科 整形外科

【診療Tips】破傷風トキソイド

破傷風 ■ 概要 破傷風菌(Clostridium tetani)が産生する毒素(tetanospasmin)により、運動神経の終板や脊髄前角細胞、脳幹の抑制性の神経回路が遮断され、 ①筋硬直(rig ...

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ER 形成外科

【Step by Step 手術手技】肘の皮膚剥脱創

Key Point Summary 関節上(肘頭、膝蓋など)の挫創や皮膚剥脱創は、ステリストリップではなく、縫合による閉創が望ましい。 縫合後にシーネ外固定を併用することで、術後の創トラブル(創離開や ...

形成外科 皮膚科

【Step by Step 手術手技】脂漏性角化症→RFナイフで削切

Key Point Summary   脂漏性角化症(seborrheic keratosis: SK)= 老人性疣贅。UVや皮膚の老化が原因。 RFナイフのラウンドループ電極の○の間に病変の山をひっ ...

形成外科 手外科

【Step by Step 手術手技】指の末節骨骨折(閉鎖骨折)

Key Point Summary 末節骨は解剖学的に、末梢側の膨らみ(tuft)、真ん中のくびれ(shaft)、中枢側の再び膨らんでいる部分(base) に分けられる。 Shaftの横骨折は不安定( ...

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【Step by Step 手術手技】爪床欠損にたいする人工真皮移植

Key Point Summary 爪床欠損は、直径≦3mmであれば保存治療が可能とするエビデンスがある。 bFGF(フィブラスト)スプレーや人工真皮を使用することで、どの程度まで保存治療可能かは明ら ...

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