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【足底装具・インソール患者さん向け】室内でも安心して使える踵付きスリッパ「あゆみシューズ」のご紹介

はじめに

外来で足底装具(インソール)や治療用の除圧目的の装具を作成した患者さんから、

「外だけでなく、自宅内でも使用できないでしょうか?」
というご相談を受けることがあります。

糖尿病足病変や足潰瘍、外反母趾、扁平足などでインソールを使用される方にとって、自宅でも装具を継続使用することは非常に重要です。
しかし、実際には「自宅では裸足や普通のスリッパ」という方が多く、せっかくの治療効果が十分に発揮されないこともあります。

 

室内利用のハードル:スリッパ問題

インソールを装着するためには、スリッパや室内履きが必要になります。
ところが、一般的なスリッパは次のような課題があります。

  • 踵(かかと)がなく安定性が低い → 転倒リスクが上がる

  • インソールが入れられない設計が多い → 足底装具が使えない

  • 柔らかすぎて支えにならない → 治療効果が半減

特に高齢者では、転倒防止のためにも踵付きが必須ですが、市販品ではなかなか見つかりません。

 

解決策:あゆみシューズ

そこでおすすめなのが、徳武産業「あゆみシューズ」シリーズです。
介護現場でも広く使われている日本製のケアシューズで、室内履きとしても高評価を得ています。

特徴

  • 踵付きで安定感抜群
    → 転倒リスクを軽減

  • マジックテープで着脱が簡単
    → 足が不自由な方でも履きやすい

  • インソールの交換・調整が可能
    → 医師や義肢装具士が作成した装具をそのまま使用可能

  • 軽量で通気性が良い
    → 室内で長時間履いても快適

 

人気モデル

1. あゆみシューズ「ダブルマジック」

脱ぎ履きがしやすく、足幅の調整も自由自在。むくみがある方にもおすすめ。

2. あゆみシューズ「かかとスポッと」

手を使わずに履ける!スポッと履けてちょうどいいフィット感。

 

購入はこちらからも
あゆみシューズ公式オンラインショップ

 

室内でも装具を使うメリット

  • 治療効果が持続
    → 外出時と室内で差がなく、足の変形や潰瘍リスクを軽減

  • 歩行時の安定性アップ
    → 家の中での転倒防止につながる

  • 足の疲労軽減
    → 特に扁平足や足底腱膜炎などで有効

 

まとめ

  • 足底装具・インソールは室内でも継続使用することが重要です。

  • しかし、一般的なスリッパでは踵がなく不安定で、装具も入れられないため不向きです。

  • あゆみシューズは踵付きで安定感があり、装具と併用できるため、自宅でのリハビリや転倒防止にも最適です。

外来で患者さんから「室内用で履ける靴はありますか?」と質問を受けた際には、あゆみシューズをぜひ紹介してみてね。
指導医

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小野真平(形成外科医)/ Shimpei Ono(Plastic Surgeon) 

日本医科大学形成外科学教室 准教授/医師。Advanced Medical Imaging and Engineering Laboratoryを主宰。 手足の形成外科、マイクロサージャリー、再建外科を専門とし、臨床・研究・教育に従事。可動式義指の開発、VR教育、3D超音波や医用画像工学の応用、PROsを重視した研究を展開。 美術解剖学や医療イラストレーションにも造詣があり、芸術と医学の融合をテーマに講演・執筆。教育活動では学生・研修医指導のほか、東南アジア医学研究会(Ajiken)部長として国際医療交流・災害医療にも取り組む。

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