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【保険診療Tips】自家脂肪注入(2022年診療報酬改訂で新設)の徹底解説!

Key Point Summary

自家脂肪注入(K019-2)は、2022年の診療報酬改訂で新設された。

算定するためには、施設条件があり、事前に申請が必要。

申請に際しては、形成外科医と耳鼻咽喉科医の登録が必要。

適応疾患に関しては、今後明らかになると思われる(2022年5月現在)。

 

■関連記事:【保険診療Tips】2022年4月の診療報酬改定の変更点(形成外科編)

 

 

Q & A

レジデント
2022年の診療報酬改訂で自家脂肪移植が保険適応になったのですか?
そう、今までは自費治療だったんだけど、2022年の診療報酬改訂で保険収載されたよ。
指導医
レジデント
施設基準や算定要件はありますか?
いずれもあるよ。保険適応疾患に関しては、今後明らかになると思われるよ。日本形成外科学会のなかに自家脂肪注入ガイドライン作成委員会があって、そこが2017年にガイドラインを公開しているよ。これに基づいて保険適応が設定される可能性が高いよ。
指導医

 

 

自家脂肪注入(K019-2

 

ポイント

1. 50mL未満 22900点

2. 50mL以上100mL未満 30530点

3. 100mL以上 38160点

 

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通知

  • 自家脂肪注入は、鼻咽頭閉鎖不全の鼻漏改善を目的として行った場合に、原則として1患者の同一部位の同一疾患に対して1回のみの算定であり、1回行った後に再度行っても算定できない。

  • 自家脂肪採取に係る費用は、所定点数に含まれ、別に算定できない。

  • 注入した脂肪量に応じて所定の点数を算定する。なお、当該注入量を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。

■参考資料: 鼻咽腔閉鎖不全症に対する軟口蓋脂肪注入

 

 

施設基準

  • 形成外科を標榜している病院であること。
  • 形成外科の経験を5年以上有する常勤の医師が2名以上配置されており、そのうち1名以上が形成外科について10年以上の経験を有していること。
  • 関係学会から示されている指針に基づいた所定の研修を修了し、その旨が登録されている医師が1名以上配置されていること。
  • 耳鼻咽喉科の専門的な研修の経験を10年以上有している常勤の医師が1名以上配置されており、連携して手術を行うこと。
  • 緊急手術の体制が整備されていること。
  • 関係学会から示されている指針に基づき、自家脂肪注入が適切に実施されていること。

 

 

届け出

  • 自家脂肪注入の施設基準に係る届出は、様式87の24を用いること。
届け出の際しては、形成外科だけでなく耳鼻咽喉科の先生の登録が必要だね。
指導医

 

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