ER当直、とっても心細いですね。
大学・総合病院などの大病院はともかく、中小病院では1人当直体制のことが多く、当直ドクターは自分の専門外の疾患も幅広く診ることが求められます。
ER当直では、
命に直結する3大救急疾患(心筋梗塞・脳卒中・急性腹症)
にどうしても目が行きがちです。
しかしERを受診する患者は
「すぐに命にかかわらないけど、すぐに処置をしないといけない」
いわゆる軽症の救急疾患が大半を占めます。
特に、切創、熱傷、脱臼など外科的処置を要するものは
マイナー外科・救急
と呼ばれます。
マイナー外科・救急の診療は、
手を動かす処置や手技が基本になるため、教科書を熟読しても習得できません。この分野を専門にしている医師は少なく、ER当直中に上司から教わった記憶を元に不安を抱えながら対応しているドクターが多いのではないでしょうか?
マイナー外科・救急は
ちょっとしたコツを理解していれば自信をもって診療できるようになります。
本サイトでは、
外傷形成外科を専門とする形成外科医が、
マイナー外科・救急の基本手技やコツをわかりやすく解説します。
写真
イラスト
動画
を用いて
Step by Stepに学ぶことができる構成にしました。
ER当直中のちょっとした疑問を3分以内に解決する
現場で奮闘する若手医師
のための実践サイトです。
※本サイトは、マイナー外科救急の他にも形成外科のcommon diseaseの手術も含みます。
2021年5月