はじめに
- 閉経後女性に多い手指の変形性関節症(Hand OA)は、女性ホルモン(エストロゲン)の低下と密接に関係しています。近年、大豆イソフラボン由来の「エクオール」が、更年期症状や関節の健康維持に寄与する可能性が注目されています。
- 本記事では、エクオール含有商品、至適摂取量、セルフチェック指標を整理します。
エクオール含有商品の比較
- 市販されている主なエクオール製品を比較しました。
商品名 | 形状 | 内容量 / 1日量 | エクオール含有量 | 他成分 | 特長 |
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エクエル(通常タブレット) | 錠剤 | 112粒(28日分)or 120粒(30日分)1日4粒 | 10 mg/日(1粒2.5 mg×4) | ― | 臨床研究にも用いられた定番サプリ |
エクエル パウチタイプ | 錠剤(パウチ包装) | 120粒(30日分)、1日4粒 | 10 mg/日 | ― | 持ち運びやすく携帯に便利 |
エクエル プチ | 小粒錠剤 | 60粒(30日分)、1日2粒 | 10 mg/日(1粒5 mg×2) | 大豆イソフラボン(アグリコン)5 mg(2粒あたり) | 発酵大豆胚芽使用。世界初のエクオール産生乳酸菌で発酵、小粒で飲みやすい |
エクエル ジュレ | ゼリータイプ(クラッシュジュレ) | 1袋/日(パウチ形式など) | 5 mg/日 | ビタミンD、コラーゲン、カルシウム、マグネシウムなど | 美容・健康成分をオールインワンで摂取できる |
DHC 大豆イソフラボン+エクオール | 錠剤(タブレット) | 20粒(20日分)~30粒(30日分)、1日1粒 | 10 mg/日(1粒あたり) | ― | 1粒でエクオール10 mg摂取。コストパフォーマンスと持ち運びのしやすさが◎ |
製品ごとのポイントまとめ
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エクエル(通常・パウチ):1日4粒で10 mgのエクオール摂取。信頼実績のある定番サプリ。
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エクエル プチ:小粒で飲みやすく、1日2粒で10 mg補えるタイプ。
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エクエル ジュレ:エクオールは5 mgだが、美容・栄養成分が豊富なゼリー。
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DHC 大豆イソフラボン+エクオール:錠剤1粒で10 mg補え、シンプルで続けやすい!
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エクオールの至適摂取量
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推奨量は 10mg/日
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臨床研究でもこの量が基準とされる
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少量(2.5〜5mg)でも一定効果はあるが、安定した効果には10mgが望ましい
エクオールセルフチェックと摂取量の目安
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尿検査でエクオール産生能を調べることが可能です。結果は1〜5段階で表示され、摂取方針の参考になります。
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1〜2(産生できないタイプ):10mg/日のサプリ補充が望ましい
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3(少量産生タイプ):5〜10mg/日の補充で安定効果
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4〜5(十分産生タイプ):サプリの必要性は低いが、更年期症状があれば摂取検討
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まとめ
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主要製品はいずれも 1日4粒(10mg)を基本とするが、形状や付加成分に違いがある。
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迷ったらエクエル(医師推奨の定番)。
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