📌 日本医科大学形成外科 所属記載ルール(最新版)
はじめに
学会抄録や論文の執筆で「所属の正式表記」は、研究の信用性・再現性を左右する重要な要素である。特に形成外科のように大学院・関連病院・国内留学先など多様な立場の医師が共同研究を行う場合、正確な所属表記が求められる。
ここでは、日本医科大学形成外科における最新の所属記載ルールを医局内向けにまとめた。
1. 基本方針
発表内容の主たる研究施設を「1」、教室は「2」以降に記載する。
谷根千形成懇話会(内輪の研究会)のみ例外として、各施設所属長がラストオーサー可。
- その他の学会では必ず小川令教授を著者に含める。
2. 臨床系演題の場合
日本医科大学付属病院のみで構成される場合:日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科
- 教室名の併記も可だが、冗長な印象を避けるため1行で完結が望ましい。
例)
●●1、●●1、小川令1
1. 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科
3. 大学院生の基礎研究の場合
大学院生:
1. 日本医科大学 形成再建再生医学 + 2. 自分が所属している基礎教室(例:日本医科大学 分子細胞構造学)共同演者(例:指導医)も:
1. 日本医科大学 形成再建再生医学(日本医科大学は大学院大学なので教員:≧助教はすべて大学院所属)
.jpeg)
例)
●●1,2、○○2、●●1、小川令1
1. 日本医科大学 形成再建再生医学
2. 日本医科大学 分子細胞構造学
4. 国内留学中の場合
留学先での研究が発表内容 → 留学先を「1」、日本医科大学形成外科学教室を「2」。
日本医科大学での研究がメインで、留学中 → 日本医科大学形成外科学教室を「1」、留学先を「2」。
- ラストオーサーはその研究の総責任者のため、留学先の上司になるか、日本医科大学の上司(小川令教授)がなるか確認が必要。
例)
●●1,2、○○1、小川令2
1. 新百合ヶ丘総合病院 外傷再建センター
2. 日本医科大学 形成外科学教室
5. 現役医局員だが付属病院でない場合(例:行徳、湘南鎌倉)
例えば行徳総合病院形成外科に勤務している先生が演題を出す場合:1.行徳総合病院 形成外科 + 2. 日本医科大学 形成外科学教室
.jpeg)
例)
●●1,2、小川令2
1. 行徳総合病院 形成外科
2. 日本医科大学 形成外科学教室
6. 教室を離れた後の扱い
- 非常勤講師など正式な肩書きがある場合のみ「日本医科大学形成外科学教室」と記載可。
- 契約関係が終了している場合は記載不可。
🔑 まとめると:
谷根千形成懇話会のみ所属長ラストオーサーOK
それ以外は必ず小川令教授の名前を入れる
臨床系演題:付属病院だけならその所属でOK
大学院生の基礎研究:大学院生も指導医も「日本医科大学 形成再建再生医学」
国内留学:留学先+教室
行徳・湘南鎌倉なども必ず教室を併記

よく間違えるパターン3つ

谷根千だけ例外(施設長がラスト)