Q & A
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手湿疹
- 手に生じる湿疹・皮膚炎の総称。

手湿疹
原因
- 「①非アレルギー性」と「②アレルギー性」に大別される。
- ①非アレルギー性は、刺激性接触皮膚炎とも呼ばれ、原因となる物質の毒性(洗剤、樹液など)や刺激性が高い(摩擦)ことから発症する。手湿疹の原因の70%を占める。
- ②アレルギー性は3つに大別される。(a)アレルギー性接触皮膚炎、(b)たんぱく質抗原に対する接触皮膚炎、(c)アトピー型手湿疹である。ここでは詳細の解説は省く。
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治療
- ①原因を除去する。
具体的には、手の洗いすぎ、過度な消毒、原因物質との接触を避ける。
- ②スキンケアをする。
具体的には、軟膏やクリームで保湿をすることで皮膚のバリア機能を高める。
- ③ステロイドで炎症を抑える。
通常は外用薬を使用するが、亀裂やあかぎれにはステロイド含有テープ(ドレニゾンテープ®)が有効。
手湿疹の亀裂・あかぎれにドレニゾンテープ
- ドレニゾンテープ®は、粘着テープにステロイドを均等に含んだ貼り薬のこと。
- ドレニゾンテープに含まれるステロイドの強さは5段階中の3番目、つまり中間的な強さのもの。
- テープの材質はポリエチレンフィルムで水を通さない。
- 貼付後は少なくとも12〜24時間ごとに貼りかえる。
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手湿疹による亀裂(PIP関節の掌側)

ドレニゾンテープ®

透明な粘着フィルムに台紙がついている

台紙ごとハサミで切って、台紙を剥がして貼付する

就寝前に貼付して日中剥がすのが使い勝手がいい
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