Shimpei Ono

日本医科大学形成外科学教室 准教授/医師。Advanced Medical Imaging and Engineering Laboratoryを主宰。 手足の形成外科、マイクロサージャリー、再建外科を専門とし、臨床・研究・教育に従事。可動式義指の開発、VR教育、3D超音波や医用画像工学の応用、PROsを重視した研究を展開。 美術解剖学や医療イラストレーションにも造詣があり、芸術と医学の融合をテーマに講演・執筆。教育活動では学生・研修医指導のほか、東南アジア医学研究会(Ajiken)部長として国際医療交流・災害医療にも取り組む。

LifeHack

【LifeHack】🩺AI議事録ツール「Notta」が変える医療現場の働き方改革

🧠導入 — 医療現場の「議事録負担」をAIが救う時代へ 大学病院や医療機関では、週に何十件もの会議・カンファレンス・委員会が行われています。医師やスタッフにとって議事録作成は欠かせない ...

医学の歴史 diary

【日記】医療は進化しても、やさしさは変わらない|ノーマン・ロックウェル『Doctor and Doll』をSora 2で再構築|

🎨 医師のまなざしと、変わらないもの ノーマン・ロックウェルの名画『Doctor and Doll(1929)』。少女が壊れた人形を抱え、医師がそれを真剣に診察する姿を描いたこの作品は ...

LifeHack 教育

【LifeHack】Sora2のカメオ機能とは?AI時代の学会・講演を変える新しいプレゼン技術

🩵 はじめに:AIが講演の「顔」になる時代 近年、AIによる動画生成・翻訳・音声合成技術が急速に発展しています。中でも「sora2(ソラツー)」の新機能である カメオ(Cameo) は ...

LifeHack diary

【LifeHack】Sora 2を試して感じた—ChatGPTと同じOpenAIが生んだ“動画生成AIの夜明け”

🧠 医師が見たSora 2の衝撃 2025年9月30日、OpenAI(ChatGPTを開発した企業)が新たに公開した動画生成AI「Sora 2」。 最新モデルは従来より物理的精度・現実 ...

plastic surgery dermatology

【Step by Step 手術手技】巻き爪治療のマチワイヤーとは?原理・サイズ・エビデンスを医療者向けに徹底解説

🔎 はじめに:巻き爪治療の選択肢としての「マチワイヤー」 巻き爪(陥入爪)は、高齢者やスポーツ愛好者に多く見られる足病の一つであり、歩行障害や感染症の温床にもなり得ます。 その治療には ...

Sponsored Links

小児科 plastic surgery dermatology

【診療Tips】脂腺母斑はいつ切除すべきか?小児の治療タイミングをエビデンスで解説【医師向け】

🩺 導入:皮膚科・形成外科医にとっての脂腺母斑の悩みどころ 脂腺母斑(nevus sebaceus)は、出生時から認められる皮膚の良性腫瘍ですが、思春期以降に肥厚・隆起し、稀ながら悪性 ...

plastic surgery

【学術Tips】PRS投稿ガイド 2025年版|形成外科医のための完全ナビ:論文タイプ・語数制限・査読対策

1. はじめに:形成外科の最高峰ジャーナル “PRS” Plastic and Reconstructive Surgery(PRS) は、世界最大の形成外科学会 ASPS(American Soci ...

plastic surgery

【学術Tips】PRS Global Open 投稿ガイド 2025年版|形成外科医のための完全ナビ:論文タイプ・語数制限・査読対策

1. はじめに:PRS Global Openとは Plastic and Reconstructive Surgery – Global Open(PRS-GO) は、アメリカ形成外科学会(ASPS ...

小児科 plastic surgery hand surgery orthopaedic surgery

【診療Tips】手足の先天異常手術における全身麻酔の安全基準|1歳・10kgを目安に考える小児全身麻酔の臨床判断

はじめに 手足の先天異常(多指症、合指症など)の手術時期を適切に判断するためには、まず「全身麻酔を安全に実施できる時期」を理解する必要がある。 新生児期や乳児早期は呼吸・循環機能が未熟であり、全身麻酔 ...

plastic surgery dermatology

【診療Tips】陥入爪の再発予防に有効なテーピング法|臨床医が実践する爪周囲の皮膚牽引テクニック

はじめに 陥入爪(ingrown nail)は形成外科・皮膚科・整形外科いずれの外来でも頻繁に遭遇する疾患であり、疼痛・炎症・感染を繰り返すことで慢性化しやすい。 外科的治療(ガター法・部分抜爪)を行 ...

Other

【診療Tips】生活保護患者と医療費 医師が理解すべき制度と臨床の現実

はじめに 「生活保護の患者は医療費がかからないから受診が多い」という言説は、医療現場でしばしば耳にします。実際に、生活保護受給者(医療扶助対象者)の医療費は一般患者に比べて高い傾向があるとする論文や行 ...

Sponsored Links

Other

【診療Tips】生活保護患者と医療扶助 医師が理解すべき制度と臨床の実務

はじめに 生活保護を受給している患者さんは「医療扶助」により、医療費の自己負担は原則ゼロです。 しかし臨床現場で診療に関わると、単に「医療費がかからない」という理解だけでは不十分であることに気づきます ...

plastic surgery

【診療Tips】形成外科に広がる内視鏡手術革命|最新システムがもたらす新時代の外科治療

はじめに:外科治療は「可視化」で進化する 内視鏡手術は、これまで消化器外科や整形外科で進化を続けてきました。 その中心にあるのは、「術野をより鮮明に、より安全に可視化する」という目標です。 近年、4K ...

plastic surgery hand surgery orthopaedic surgery

【診療Tips】MRI検査と体内金属(プレート)の安全性|1.5T・3.0Tでの可否と確認ポイント

はじめに MRI(磁気共鳴画像)検査は、放射線を使わず体の内部を詳細に調べられる、安全性の高い検査です。 しかし、体内金属(プレート・スクリュー・人工関節など)がある場合は、MRIの強い磁力で影響を受 ...

plastic surgery hand surgery

【診療Tips】ケナコルトが手に入らないときの代替薬は?関節内注射やケロイド治療に使えるステロイド注射薬を徹底解説【保存版】

はじめに 近年、ケナコルト(トリアムシノロンアセトニド注射液)の流通が滞っており、関節内注射やケロイド治療に使う薬剤を変更せざるを得ないケースが増えています。 このように、ケナコルトを使用することがで ...

© 2025 Minor Surgery & Emergency Powered by AFFINGER5